がん(ユーイング肉腫)治療記録&関連事項備忘録

100万人に1人と言われるユーイング肉腫(希少がん)の治療中のギリAYA世代♂です。同じ病気や、がんになった方の参考までに病気の治療記録と、病気関連の情報の紹介をします。基本的には自分が体験したことなどです。基本方針など詳しくは「このブログについて」をご覧ください。

治療記録11『VAC療法5回目(9クール目)』

前回のVAC療法時(7クール目)では、投与日夕方から吐き気が出たため今回はどうかなと臨んだ9クール目!

 

平穏な入院生活

毎度の如く、金曜日入院→月曜日に抗がん剤投与→火曜日退院のスケジュールのため、金曜から日曜日は暇な状態なのであります。

4人部屋(入院時点で僕含めて3人いた)でしたが、土曜日に1人退院、日曜日にもう1人退院で実質1人部屋状態に✨

病棟内徘徊したときも、全体的に入院患者少ない感じだったので、ちょっと変わった入院患者さんも少なくとても平穏で静かな環境での入院生活となりました。

4/27(土曜日)にITパスポートの試験を受験予定だったので、金曜から日曜日はひたすら勉強をして時間を潰しました。

 

抗がん剤投与と対策

月曜日午後から抗がん剤投与。

一応、毎度の対策として、夜中のヤバい寝汗に備えて水分を多く摂取(3~4リットル)。夕方から吐き気の可能性としゃっくりがでる可能性を伝えて、頓服薬を用意して臨みました。

夕方からの吐き気はあまり出ず、夕食はほぼ完食できましたが、夜中の寝汗は相変わらず発生。何度もしんどくて起きて寝不足気味の状態に。

また、夜中から口の中の気持ち悪さが強くなり、水分あまり摂取できなかったため翌日(退院日)朝から吐き気と倦怠感が強く出る感じになりました。

 

退院日(火曜日)以降の経過

上記のとおり、退院日から吐き気と倦怠感が強く出る感じになったため、帰宅後はひたすら睡眠(食事はゼリー飲料等で代用)

退院日翌日水曜日にGラスター注射と次回入院予約手続き

木曜日に失業認定手続きでハローワーク

用事で出掛ける意外はほぼ横になるといった感じで生活し、体調がある程度回復したのは金曜日という感じに。

結果、今回も便秘となりました(笑)

もともと、VAC時は土曜日くらいまで便秘になるんですが、いつもはある程度動ける&食事や水分摂取もしっかりできるので(初回VAC時は例外として)概ねなんとかなる範囲でした。

が、今回は食事自体あまりとれない(=マグミットなどもあまり飲まない)といったことが重なりなかなかキツかったです。

いちおう、土曜日朝にはお通じ出ましたが、日曜日朝時点でも便秘気味で、お通じ後出血(切れ痔か?)も。

退院後の動きについては次回への改善策を考えて対策したいところです。

 

番外:病院の人と雑談(希少がんの治療薬の開発について)

病院の人との雑談で、希少がんの治療薬についての会話した際、

ユーイング肉腫のような希少がんの場合、そもそも年間の罹患者数が少ない(50~100人くらいとされる)ので、製薬会社主導の開発があまり進まないという(開発しても儲からない)ということがあるそう。

そのため、お医者さんの有志のグループが主導して開発したりといった感じになることもあるらしい。

まあ製薬会社も慈善事業でやってるわけではないのでそれ自体は仕方ない気もしますが、そのあたりは国とかが主導してなんか対策して欲しいよなあと思ったり。

 

次回はIE療法5回目(10クール目)!ようやく過半数過ぎて後半戦に入ってきたので頑張りたいところ。