がん(ユーイング肉腫)治療記録&関連事項備忘録

100万人に1人と言われるユーイング肉腫(希少がん)の治療中のギリAYA世代♂です。同じ病気や、がんになった方の参考までに病気の治療記録と、病気関連の情報の紹介をします。基本的には自分が体験したことなどです。基本方針など詳しくは「このブログについて」をご覧ください。

治療記録9『VAC療法4回目(7クール目)』

無事(?)新型コロナの待期期間を経過し、本来の予定から3週間遅れてVAC療法4回目を投与することに。

 

期間自体は伸びたけれど、結果的に良いリフレッシュに

新型コロナ陽性で、投与間隔自体は空いてしまったけれど、陽性判定時点で症状は咳がたまにでるくらいで体調は良かったため、結果的には良いリフレッシュ期間となりました。

治療再開までの間に、TOEIC受験や美術展に行ったり、前から行きたかった新橋にある神社で癌封じのお守りを入手したりと

『おまえいちおうコロナ陽性だったんだから自粛しろよ』と言われかねない生活を送っていました。

まあ、一応10日間は自主隔離して、そのあとの期間に動いたので良しとしています。

 

がんの治療をしていると、どうしても閉鎖的環境(自室や病院)にいることが多くなり、精神的に不安定になりやすいということがあると思います。

また、『がんなんだから安静にしていなきゃ』という一般的感覚があったり、体力自体も減少することから行動的になることが中々難しい面もあります。

けれど、病気じゃない人と同じように、気晴らししたり、外出したりなどリフレッシュすることで心身の健康に資することも多くありますから、個人的には出来る範囲で行動的になるのも良いのではないかなと思っています。

 

VAC療法4回目(7クール目)

というわけで、比較的テンションの高い状態で入院。

今回の入院では変な患者さんも少なく(毎回、別の病室ではあるが変わった人がいることが多い)、止められてるのに廊下で歩こうとして転ぶを繰り返して看護師さんにキレるお爺ちゃんがいたくらいで、金曜~投与前日まで平穏な入院生活でした。

投与中から吐き気が

もう4回目なので、慣れたもんだと基本的にVAC初回の経験からの対策を実行しました。

ursusvirtus3.hatenablog.com

 

大体の副作用は予定どおりだったんですが、今回は投与中から軽い吐き気が。

抗がん剤が累積されたことによるものなのか、コロナ感染が影響しているかは不明ですが、そのため夕飯もほぼ食べられずといった状況になりました。

このあたりは、次回どのようになるのか比較してみたいところです。

退院後も軽い吐き気など全般的に体調不良

そのまま、退院後も全般的に体調不良で、普段なら5日くらいしたら食欲回復し、外出等ある程度行動的になるところですが

行動的な動きをする→2~3日体調不良で寝込む。を繰り返すような感じになりました。体調不良になったときは咳も出るのでコロナも少し影響しているのか?

これも、次回の退院後なるべく同じような行動パターンをとってみて違いがでるかどうか見てみたいと思います。

今回から退院当日と翌週に採血が

それと、今回から退院当日早朝(=抗がん剤投与翌日)と、翌週に採血がオーダーされるようになりました。

先生に確認したところ、そろそろ白血球等の数値の戻りが悪くなってくることが多くなる時期なので、血球数がどのような動きをするのか確認するためとのことでした。

それは構わないんだけど、腕の血管全滅してて手の甲から採血することが多いからちょっと大変なんだよなあという感じでした。

 

というわけで、IE療法4回目(8クール目)へ