がん(ユーイング肉腫)治療記録&関連事項備忘録

100万人に1人と言われるユーイング肉腫(希少がん)の治療中のギリAYA世代♂です。同じ病気や、がんになった方の参考までに病気の治療記録と、病気関連の情報の紹介をします。基本的には自分が体験したことなどです。基本方針など詳しくは「このブログについて」をご覧ください。

治療記録10『IE療法4回目(8クール目)』

いまいち体調が回復しきらないままIE療法4回目(8クール目)

治療中の基本的な行動はIE療法初回の副作用の出方を受けての対策を元におこなっており、対策と副作用に大きな変化はありませんでした。

 

ursusvirtus3.hatenablog.com

 

ただ、一部行動を変化(寝る時間増やしたり、摂取水分量減らしたり)させた結果、良い点と悪い点があったので改善して次回への対策としたいところ

 

 

足のむくみ対策に水分摂取量の調整など

僕の場合、通常一日2リットル程度の水分を摂取するようにしています。

IEの抗がん剤投与中は、3~4リットルに増やしていました。

結果、尿量は基準値を大きくクリアし問題なかったのですが、足のむくみが結構出るということがありました。

ということで、抗がん剤投与中の経口水分摂取量を平常時と同じに戻し、様子を見てみました。(2回目に水分摂取量を平常時と同じにした日は体調不良になったため、多めにしていた)

また、看護師さんに足のむくみ対策を聞くと、寝るときに足を心臓より上部に上げて寝ると良いとのことだったので、ベッドの機能をつかって足側が高くなるようにして就寝するようにしました。

 

抗がん剤投与中、寝る時間を増やしてみることに

何度か記述しているかもしれませんが、この治療は3日目~4日目あたりがメンタル的にも身体的にも一番しんどくなります。

僕の場合、夜にジプレキサ(オランザピン)という吐き気止めを飲むと、寝ようと思えば翌日昼まで寝られたうえに、夜9時には普通に就寝できるので、寝る時間を増やしてきつい時間を減らすという作戦をとってみることに。

結果、抗がん剤2日目~5日目は大体1日18時間寝るという赤ちゃんみたいな生活を送りました(笑

上記2つの変化(むくみ対策と寝る時間増加)の結果

足のむくみなどについて

対策の結果、足のむくみはほぼ出ませんでした。また、水分摂取量を減らした結果体調不良になることを怖れていましたが、それも起こらず、尿量も摂取量を減らした分減少はしましたが、基準量は余裕でクリアしているので問題ありませんでした。

 

メンタルについて

ひたすら寝ていたので、マイナスなことを考える暇もなく、身体的にしんどい時間も大体寝ているので1~3回目よりは比較的楽に感じる結果となりました。

 

次回以降対策すべき問題は?

寝る時間を増やした結果、起床時や夕食後に病棟徘徊する等して運動することがほぼ無かったからか、水分摂取量減らしたのとどちらと関係があるのかは分かりませんが、今回はひどい便秘になりました。

具体的には治療開始した月曜~退院する日曜朝まで便秘でした。

月曜からマグミット(便を柔らかくする薬)やコーラック(センノシド)を服用していましたが、ほとんど反応せずの状態でした。

そして、日曜朝には出ましたが、今度は水曜まで下痢に悩まされました(おそらくマグミットなど服用していた薬の影響)

また、ずっと寝ていたためか、体力の低下幅が今回は非常に大きく、退院後2~3日は少し動くと動悸や息切れが激しく、また、退院後1週間以上、体調が上向かない(少し動くと疲れてしまう)状態になりました。


次回IE療法に向けての反省

水分摂取量の減少も、睡眠時間の増加もそれぞれ効果はあったんですが、問題も発生しました。

次回は、水分摂取量を平常時より若干増やす。

睡眠時間をさすがに18時間までは寝ず、12時間~15時間くらいにして、毎日運動する時間を作る

以上の2点を次回改善策として行ってみようと思います。

 

というわけで、次回は4月19日からVAC5回目(9クール目)の入院となります。

退院後に飲み会が待っているので、それを楽しみに乗り切りたいところ。