がん(ユーイング肉腫)治療記録&関連事項備忘録

100万人に1人と言われるユーイング肉腫(希少がん)の治療中のギリAYA世代♂です。同じ病気や、がんになった方の参考までに病気の治療記録と、病気関連の情報の紹介をします。基本的には自分が体験したことなどです。基本方針など詳しくは「このブログについて」をご覧ください。

関連記録11 入院手続き・診断書発行など

入院手続きは、慣れれば気楽なものであるけれど、初回はやはり中々勝手が分からず疲れるものです。

用意するものや書類は事前に『入院のしおり』を渡されたりしますが、慣れない手続きなので若干ストレスが溜まるのも事実。

そのため、僕の場合の入院時用意しているものや、入院当日の流れなどを載せて行きます。病院によって手続きや流れに違いがあると思うので、一つの参考例として。

 

入院の事前準備

入院支援センターへ

がん告知受けたあと、院内になる入院支援センターへ行くことを案内されました。

そこで、入院のしおりや、入院当日までに用意する書類の案内等を貰います。

その後、入院支援室の看護師さんと面談があります。

ここで、緊急連絡先(第1~第3連絡先)などを聞かれたり、細かい患者情報シートを渡されて記入してくるよう言われます。(かなり細かい内容です)

 

なお僕の病院の場合、毎回入院前に入院予約を入院支援センターで行い、入院当日に入院支援センターで手続き→看護師面談→入院という手続きになっています。

患者情報シートは初回以外は基本的には情報登録されてるので不要ですが、定期的に内容確認はされます。

入院当日までに用意するものや書類

・入院申込書

 →基本的には入院毎に必要です。連帯保証人と身元引受人にも署名押印してもらうことが必要です(同一人物でもOK)

・住民票(本籍と筆頭者記載のもの)→初回のみ

・診察券

・保険証

・限度額認定証

お薬手帳

 →もってこいと言われるんですが、がんセンターで退院時や診察時に処方された薬以外に服用してる薬特になければ持っていかなくても何もいわれません。

・食事・洗面用具(お箸やスプーン・フォーク、歯ブラシやコップ、タオル、石鹸、シャンプー、電気シェーバーなど)

 →カミソリは✖。他の用具は大体院内のコンビニに売ってるので、別に持っていかなくても大丈夫です。

 むしろお箸とかコップは洗うのが面倒(ベッド横の小さな洗面台で洗うことになる)ので、僕は割り箸を持って行っています。今のところスプーンやフォークなくてもなんとかなってます(笑)

・日用品(室内用はきもの、ティッシュ、下着、パジャマなど)

 →はきものは、スリッパは✖。というか、踵部分がないやつは✖です。履物が脱げて転倒するのを防止するためらしいです。

  パジャマは前開きのものでないと✖(点滴とかするため)

  入院中、Tシャツとかパーカーとかでも良いですが、抗がん剤やる日は✖です。

・その他(服用中の薬、イヤホン、ドライヤーなど)

 

あと、病院によると思いますが、治療期間中はサプリメント類の摂取はダメと言われます(薬に影響が出る可能性があるためらしい)

色々用意するものあるので、事前に把握しておきましょう。

病院の提携業者の利用

病院の提携業者から、お箸等のセットや、ボディソープやシャンプーについては基本セットを購入。

タオル・バスタオルと院内で着用するパジャマなどについてはレンタルすることができます(大体2~3日分を最初に渡され、週3日、回収と補充してくれます)

特にタオル・バスタオルは便利です。パジャマはデザインはまあ。という感じ(笑)

一日300円くらいと安いので、(タオルとか持ってくの面倒だし、パジャマ洗ったり何セットも持ってくの面倒だし)僕は提携業者を利用してます。

月末に自宅に請求書が届くのでコンビニ払いする感じです。

入院当日の動き

病院へ向かう

駐車場へ数日車を駐車するのはダメなので、誰かに送ってもらうか公共交通機関を使っていく必要があります。

けど、以前同室の人が退院するとき、迎えいつ頃来るか看護師さんに確認されたときに『自家用車で来てるんで、このまま帰ります!』って言ってたんで、病院に言わずに勝手に停めてる人結構いるんじゃないかなと訝しんでいます(笑)

入院支援センターへ

入院支援センターで受け付け→看護師面談。体調変わりないか、(特にコロナとか)聞かれます。服用してる薬あれば一旦渡します。他の病院からの書類とかあればそれもここで渡す感じです。

気になることなどあれば、ここで相談することも可能です。

面談が上がったら病棟へ向かいますが、その途中に提携業者さんのブースがあるのでそこでタオルやパジャマ申し込んで受取ります。

入院予定時刻は毎回10時が多いのですが、10時~11時は入院受付が激混みするので、少し早めに行くのが良いと思います(病院によるとは思いますが、どの時間帯が入院混むか把握しておくと良い)

病棟へ上がり、病棟受付での手続き→病室へ。

病棟での受付手続き。手首に識別コードの輪みたいの巻かれます。

初回は施設について案内してくれます。

身長体重を計って病室へ。

まあなんか予定ない限り、荷物を仕舞って、看護師さんが来るであろう時を待つばかり。

病室のテレビを見るためには、テレビカードが必要なので(大体受付近くに自販機がある)、テレビ見たい人はテレビカードを買いに行きましょう!

ちなみにうちの病院は小型の冷蔵庫もついてるんですが、これを稼働させるのにもテレビカードが必要です。

あとは、ラウンジに自販機(紙コップのやつ)があり、水はタダなのと、同じくラウンジにお湯とほうじ茶が出てくる機械があります。

面会について

面会は、15時~17時までの間で、1回10分家族のみ!

僕は面会来る人いないからいいけど、面会のとき家族の人大変そうだなあと思ってみてます。まあある程度は時間は融通利くと思いますが。

ただ、平日は勝手に病棟から外来の階に降りてフラフラできるので、やろうと思えば外来の階で勝手に面会できるんだけどどうなんでしょうね(笑)

退院後、次回入院のための動き

退院すると、次回入院予約が必要なので、また入院支援センターにいって入院申込書とかの預りと、看護師面談する必要があります。

翌日Gラスターでまた病院に来なければならないので、体調余裕ないときは翌日以降に行くようにしています。(退院前に病棟の看護師さんから、入院予約どのタイミングでいくか聞かれる)

診断書の発行について

診断書の発行とかしたことなくて、最初とまどうこともあったので、僕が取得したことある診断書について記載。

病院書式の診断書(費用2,000円くらい)

診断書発行窓口で、病院書式の診断書を依頼。

診断書の内容って、病院側でなんか所定の内容があって自動発行みたいな感じなのかなと思っていましたが、結構詳しくどんなことを載せて欲しいのか聞かれます。

 

なので、『どこに提出するのか』や『なんのために提出するのか』といったことは事前になんとなくで良いので念頭に置いておき、場合によっては診断書を要求してきた組織(会社だったり、なんらかの所属団体だったり)に、どんなことの記載が必要なのかとかを打ち合わせておくと良いのかなと思います。

僕の場合、何も考えずに行ったので一瞬戸惑いました(笑)

が、病名と、治療期間の目安(半年~1年の治療および休養を要すると思われますみたいな記載)があれば良かったので、それを伝えて作成してもらいました。

大体2~3週間で発行されます。

 

保険会社書式の診断書(入院給付金・通院給付金:費用5,000円くらい)

保険会社から診断書の用紙が送られてきます。

保険会社側からの指示としては、そのまま病院に渡して書いてもらってください。みたいな感じなので楽です。

診断書発行窓口で、これを渡すよういわれましたと言って渡すだけです。

これも大体2~3週間で発行されます。

ただ、僕のように複数回入退院をしていると、どの入退院を載せるのか等は聞かれます。

また、基本的には治療が終わってからでないと診断書は発行できないため、例えば、入院当日の朝にいって、今回の入院の分まで載せてくださいというのは✖です。

退院してから診断書発行窓口に行く必要があります。

重粒子線治療のときは、病院が遠方のため治療中に診断書発行手続きできないかなと思っていきましたがダメでした。最後の治療日に窓口によって手続きし、書類自体は+500円で郵送してもらいました。(郵送可能かどうかは病院により異なると思います。)

病院書式の診断書は治療前に発行してもらった気がするけど・・・初回の入院終わってからだったのかな?ちょっと記憶があいまい。

 

診断書発行はそこそこ費用がかかるので、複数個所に提出が必要なときは、原本とともに写しを添付して、原本の還付できるのかなど事前に確認して発行枚数減らせるところは減らせると良いかなあと思います。