がんになった身からするとがん保険は入っておくことに越したことがありません。
健康な人は、自身がこれからがんになるかもしれないリスクとかを考えて、どこか保険代理店とかで加入しても加入しなくても良いと思います。
基本的には中年以降になるまでがんになる確率は比較的低いわけですしね。
結論を先に言うと、治療後に入れるがん保険はあります。というか、僕は加入してたので今回その恩恵を受けています。
なので、ここでは現在がん治療中、または治療完了後の人向けに、僕が補償を受けているがん保険(治療後入れるがん保険です)の実例などを記載していきます。
保険商品詳細や条件等は、最寄りの保険代理店とかに相談行ってみて色々聞いてみると良いのかなと思います。
え⁉がん治療後でも入れるがん保険が⁉
加入していた保険会社と条件
アメリカンホームダイレクト(当時:現アメリカンホーム損害・医療保険(株))
『ガンになったことがある方も入りやすい みんなのほすピタる』
(引受基準緩和型特約附帯の新・医療総合保険)
※現在は新規販売はしていない模様
条件は、確か2年以内にがん告知や、がんの治療をしていないことだった気が。
掛金:月額1,921円(クレジットカード払い)
2012年に契約した保険です。
※前の病気寛解後、5年以上経過してからの契約してました。
見つけたきっかけはクレジットカードの会員向け雑誌みたいなのに載ってたこと。
保険契約者は父親
補償対象者がブログ主
つまり、親が契約し、子を補償対象にしていました。
給付内容の概要と給付額
1、ガンの入院→入院1日1万円(日数無制限)
2、ガンの手術(入院)→入院での所定の手術1回10万円
3、ガンの手術(日帰り)→入院を伴わない所定の手術1回3万円
4、退院一時金→20日以上の継続した入院の退院時1回10万円
5、退院後の通院→1日5,000円
(退院翌日から180日以内の通院に対し最高45日、保健期間通算最高1000日)
給付額
VAC療法入院時→5万5,000円(5日間の入院+Gラスターでの通院1回)
IE療法入院時→10万5,000円(10日間の入院+Gラスターでの通院1回)
僕の場合、月々の医療費が大体8万~9万(高額療養費戻り後)なので、医療費がほぼ賄えるような形になりました。
実家帰らずに一人暮らし継続したのは保険の影響も大きいです。
なにより、医療費を心配しなくて済むという安心感は、治療中のメンタル維持に非常に良い影響がありました。
がんになったあと入れるがん保険って他にどんなのがある?
僕の加入している保険は現在は新規契約は無いようですが、他に、がんになった後に知ったものでは下記の保険等があります。
がんを経験された方のための 「生きる」を創るがん保険 WINGS:保障内容|保険・生命保険はアフラック (aflac.co.jp)
なないろ生命
【公式】なないろメディカルスーパーワイド(引受基準緩和型医療保険)|なないろ生命 (nanairolife.co.jp)
大体条件は寛解(治療終了)から2年とかが多いのかな?なないろ生命はかなり条件緩いですね。
内容も、僕の契約は一時金や先進医療特約等はありませんが、上記見ていると契約内容は色々選択肢があるように思います。
僕が知ったのは2つだけということなので、他にもあるかもしれません。
詳しくは近くのほけんの窓口とか知ってる保険代理店で相談すると良いと思います。
がんになったときの給付金とかって税金かかるの?
がんでの給付金には基本的には税金はかかりません。(一時所得扱いにならない)
一時金も対象にならないようです。
ただし、健康お祝い金みたいな、病気による損害とは関係ない給付金的なものが発生した場合には、一時所得扱いになるみたいです。
また、契約者と補償対象者(がんになった人)が違う場合、その関係性が、直系血族(子どもとか)でないことや、同居の親族等でない場合等、一定の場合には税金の対象になるみたいです(伝聞)
※確定申告で医療費控除を利用する場合には、医療費の算定上関係してくることがあります。(詳しくは別記事をご参考に)
終わりに
がんになると、治療が終わった後も少なくとも5年間は再発とかの不安に悩まされると思います。晩期後遺症(あとでがんになるリスクが高まる)とかもあるので、加入できるなら加入しといた方が良いかなと個人的には思ってます。
先進医療特約あるならなお良し✨!という感じで(笑)
掛金は高めになるかもしれませんが、万一のための安心料として捉えると良いのではないでしょうか。
また、上記のとおり、親が契約者で補償対象を子どもとすることもできる場合もあると思いますので、小児がんで寛解したお子さんいらっしゃる方で未加入であれば、加入を検討されるのも良いのではないかなと思います。