がん(ユーイング肉腫)治療記録&関連事項備忘録

100万人に1人と言われるユーイング肉腫(希少がん)の治療中のギリAYA世代♂です。同じ病気や、がんになった方の参考までに病気の治療記録と、病気関連の情報の紹介をします。基本的には自分が体験したことなどです。基本方針など詳しくは「このブログについて」をご覧ください。

治療記録13『VAC療法6回目(11クール目)』

VAC療法6回目(11クール目)が終了したので振り返り

 

 

事前に策定した対策など

出ると思われる副作用

投与当日(投与自体は15時頃には完了)

吐き気

倦怠感・汗をかきやすい

夜に盗汗(物凄い寝汗)と喉の渇き

投与翌日~

便秘

吐き気・味覚障害

しゃっくり

強い倦怠感

 

対策

・投与時点~就寝までに多めに水分を摂取する

投与から寝るまでの摂取量を可能であれば3リットル程度に増加させる

・吐き気・しゃっくり・便秘は薬で対応

便秘についてはマグミットのみで対策していたけれど、毎回土曜日くらいまで便秘になるので投与当日からセンノシドを追加。

・軽めの運動をする

投与当日は就寝まではある程度動けるので、軽めに運動(散歩)をする

投与翌日は動けない可能性が高いが、翌々日(水曜)からは頑張れば動けないことはない。という状態になるためなんとか散歩などして部屋に閉じこもってひたすら寝るという状態にならないことを心掛ける

 

実際の副作用と対策の実行

副作用は、予測したものは全部でた感じでした。

今回は、しゃっくりがかなり出て、投与翌日(火曜日)と、翌々日午後にそれぞれ3~6時間くらいしゃっくりがとまらない感じになりました。

・投与時点~就寝までに多めに水分を摂取する→〇

就寝までに3.9リットルくらい摂取。夜中に盗汗はあったけれど、脱水のようにはならなかった。

今回は、盗汗対策に、バスタオルを下に敷いて寝る&タオルと飲み物を枕元に置いて就寝。汗をかいたらすぐに拭けるようにしたことと、夜中起きたときに水分補給したことによって翌日の動きがかなり楽になった(朝食を食べることができた)

ただし、投与翌日の倦怠感・吐き気は相変わらず強めにでた。

・吐き気・しゃっくり・便秘は薬で対応→△

しゃっくりが投与翌日と翌々日それぞれ3~6時間くらい止まらなくなったので薬を飲んだけれど効果はほぼ無かったのではなかろうか

個人的には、抗がん剤後は体内の水分量足りないときにしゃっくり出やすい印象あるけどどうなんだろうか?(投与翌日・翌々日は大半寝ていたことと、吐き気からあまり水分摂取していなかった)

便秘は、センノシドとマグミットを継続服用していたことによって退院日には解消

(それでも固めの便になっていた。)

・軽めの運動をする→〇

抗がん剤投与日夜に散歩。ただし散歩中から大汗かいたことを考えると投与後はあまり良くない気もする。

IE療法時のように翌日の体調は前回に比べて比較的楽だったけれど、水分摂取の効果なのか運動の効果なのかは不明。

 

という感じで、今回は対策が概ね予定通り&うまくいった感じでしたが、しゃっくりで体力消耗し、結果的に投与の翌々日(水曜日)くらいまでは結構しんどい感じになりました。

ただし、投与後3日目(木曜日)くらいから可能な範囲で散歩等を行ったことによって体力や食欲の回復は比較的早く、通常の動きに戻るのが早くなりました。

あとは痔が心配だったんですが、投与後1週間くらいは、もらった薬塗ってても排便後の痛みがありました。

けれども、1週間経過後は痛みは急速に回復しました。

これは痔の痛みに限らず、抗がん剤投与しばらくは傷の治りなどは遅い感じがあるのでその影響なのかなと予測しています。

一応、抗がん剤投与後1週間後に、地元の病院の肛門科受診しましたが、指で肛門内まさぐられて、いぼ痔あるけどそんなにひどくないから軟膏処方するねで終了でした。(あとはがんセンターで診て貰ってねって感じなんだろう)

 

軟膏は痛かったら塗ってねってことなんですが、痛いのはいぼとかじゃなくて尻の穴周辺なんですよね・・・いぼ痔は事務仕事になった10年前くらいからあるし・・・

ただ、排便後に便が固かったり数日溜まってて大きかったりすると出血することあるので、そのときに使っていく予定。

 

後半痔の話になりましたが、そんな感じで次回も基本的には同じ対策で行こうと考えています。

とりあえず、来週末から今度はIE療法で入院(12クール目)

残り最大6回なのでまたしっかり対策取っていきたいところ。